私の趣味の一つに漫画を読むことがあります。少年漫画系が好きなのですが、最近読んで面白かったのが「チ。ー地球の運動についてー」という著者:魚豊さんの漫画です!タイトルを見た時、惑星とか関係してそうだなぁと思って手に取ってみたのですが、思ったとおりで地動説を信じる者たちの壮絶な話でした!
2024年10月からアニメ放送も決まっているみたいです。
この漫画から感じたテーマは、「命をかけても貫きたい信念はあるか」です!
ここからは、すこし漫画の内容に触れる部分がありますので、ネタバレが嫌な方は漫画を読んでがら続きを見て頂きたいです。
この漫画では、拷問のシーンが登場するので苦手な方は多いのではないかと思います。
ですが、そのシーンがあることでより緊張感が伝わり、主人公たちがやっていることが何を意味するのか、周りが否定する中でひたすら信じ続けて前に進むことがどれほどすごいことでどれほど怖いものなのかが、身に染みて感じられると思います。
私が一番好きなセリフがあるので、それを紹介したいと思います。
第2話で主人公ラファウが異端者のフベルトさんに危険を冒してまでこんなことをして怖くないのかと質問します。そこでからのフベルトさんのセリフがとてもイイのです!
フベルト「怖い。だが、怖くない人生などその本質に欠く。」
この言葉を見た時、とても勇気をもらえた気がしました。
そしてその後、「天文をやれ。自分の為に。」と続けます。これは個人的な話ですが、私は今まで宇宙や星空が好きだと思っているだけで行動をしない人間でした。この言葉を受けて、まずは自分の為に、天文に関われることを始めようと思えました。
何かを始めることは、私の中ではとても怖いことです。でも、フベルトさんが人生はそういうものだと教えてくれた気がしました。
このシーンを、アニメで見られる日がとても楽しみです!